みんなで作る、繋ぐ、坂本龍馬のポータルサイト「龍馬街道」です。NHK龍馬伝、龍馬イベント、龍馬関連書籍や、龍馬動画の紹介も。
龍馬街道トップ高知県(土佐藩) | 龍馬街道トピックス現代龍馬学会をUstreamで生中継!

龍馬街道トピックス

ryomatv_title坂本龍馬記念館が事務局を努める、現代龍馬学会。
龍馬研究の総本山である。

5月22日、学会の総会と、7名の学会員からの研究発表が行われた。

さすがみんな専門家だけに、
見識・情報量とも半端ではない。
それぞれ専門の観点から龍馬の輪郭を、見出していく。
わかりやすいのは、

僕ら龍馬街道は龍馬の専門家ではない。
僕らにできることを考えた結果、
龍馬のこと、そして現代龍馬学会という活動やそこに集う人がいることを
ちゃんと伝えることだと思った。そこで、RyomaTVを開設。

第1回目の放送として、許可を頂きその模様をUstreamで生中継。
閲覧していただいていた、ユーザーからの意見を会場に伝えるなど、
初歩的な段階ではあるが、双方向の中継ができた。
まずは一歩。
龍馬にならって僕らもどんどんチャレンジしていくのだ!


僕らのような初心者には
大倉美知子さんの「幕末の色〜龍馬のモダンなカラーセンス」が一番とっつきやすいと思う。
龍馬がお龍にプレゼントしたといわれている帯締めの作りや配色から龍馬のカラーセンスにスポットを当てていく。




プログラム

研究発表
 (1)公文久雄「土佐の鐔について」→動画はこちら
 (2)春野公麻呂「龍馬が開眼した旅路~四国龍馬街道~」→動画はこちら
 (3)鈴木典子「池道之助旅日記(思い出草・噺の種)を読んで」 →動画はこちら(後半)
 (4)小島一男「幕末土佐に於ける銃砲の変遷」→動画はこちら
 (5)大倉美知子「幕末の色~龍馬のモダンなカラーセンス~」→動画はこちら(前半)
 (6)坂本世津夫「明智光秀と龍馬」 →動画はこちら(後半)
 (7)小美濃清明「坂本龍馬と竹島開拓」→動画はこちら
総括・宣言文発表


今回は、初めてのUstream中継でいろいろと反省も。
次は、音声に加え映像のクオリティー向上も頑張りたいところです。
今後とも、「RyomaTV」ご期待ください!


■Special Thanks
坂本龍馬記念館の森建志郎館長・渡辺さん・前田さん、エッセイストの渡辺瑠海さん、高知大学の坂本世津夫さん
現代龍馬学会学会員のみなさま、会場にお越しのみなさま、Ustreamを見て頂いたみなさま、Twitterでメッセージを頂いたみなさま、大塚くん etc


取材アルバム

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みなさま、あけましておめでとうございます!
1月1日に高知桂浜の龍馬像前にて行われた、
「龍馬への年賀状配達式」の模様を写真で振り返ります!



みんなの龍馬への年賀状が全部見られる特設サイト!広末涼子さんや、チャットモンチーのクミコンも参加!!

みんなの龍馬への年賀状が全部見られる特設サイト!広末涼子さんや、チャットモンチーのクミコンも参加!!

考えられるすべての準備を進めてきたけど、天気だけは、どうにもならない。
元旦の最低気温予想は-2℃。配達式は出来るのか?お客さんは来てくれるのか?などなど期待と不安のなか、AM5:00より設営開始。そしていよいよ空が赤くなり、7:00初日の出が太平洋に登りました!

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▲初日の出直後の龍馬像。後ろ姿もかっこえい

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▲開始前からこの観客。すでに200人近い人が!

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▲手前から、坂本龍馬記念館館長、桂浜郵便局局長、坂本龍馬倶楽部事務局長、土佐女子高校書道部のみなさん

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▲ものすごい人数。ありがたかった(;_;

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▲この日の最低気温予想は-2℃。冷たく張り詰めた空気が漂う開始直前!ネット中継では、ニューヨークからも参加していただいた方が!嬉しい限りです。

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龍馬への年賀状が、飛脚姿の郵便局員より到着しました!年賀状を受取る、森館長

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▲龍馬への年賀状を披露していきます。なんと、館長のお孫さんから龍馬への年賀状も!?笑えます。

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▲続いて、土佐女子高校書道部による龍馬への書き初めです

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▲華奢なその姿からは想像できない、力強い筆さばきだ

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▲テレビ局や新聞社のカメラの前で、堂々完成

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▲大崎高知桂浜郵便局長の挨拶。龍馬の羽織袴姿と土佐弁がキマってます!

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▲龍馬像の前に集合!

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▲最後まで残っていただいたみなさま、本当にありがとうございました!

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▲年賀状をスキャンしてネットにアップ!

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▲エリア別に分けられた龍馬への年賀状

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▲龍馬が祀られている高知県護国神社で奉納式

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▲12月31日までに到着した464通の年賀状を手渡す

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▲みなさんの決意、思いが龍馬に届きました!!






「龍馬街道」初の、リアルイベント。
しかも、高知。どうなることかと思いましたが、終わってみれば300名近くもの方々に見てもらい、
進行もリハーサル以上にスムーズに進むという奇跡の連続。

初めて企画書を持ち込んだのが、半年前。
たくさんの人に出会い、協力して頂きました。
龍馬もきっと喜んでいると思います。

龍馬街道のみんな、龍馬街道の読者のみなさま、当日参加いただいたみなさま、
インターネット生中継をご覧頂いたみなさま、
年賀状を出していただいたみなさま、高知県護国神社のみなさま、
高知スタッフのみなさま、郵便関係者のみなさま、
坂本龍馬倶楽部のみなさま、高知県立坂本龍馬記念館のみなさま、
そして龍馬、本当にありがとうございました!

また、すてきなイベントができたらと思っています。
これからも坂本龍馬情報ポータル「龍馬街道」をよろしくお願いいたします!





取材アルバム

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龍馬が好きっていうだけで、人の輪はこんなにも広がっていく。
もう、化学反応としか思えない出会い。龍馬に感謝です。


そう龍馬の誕生日であり命日であるこの日、前日の長崎での取材と、
「龍馬ナイト!in福岡」を終え、高知入り。

すると、岡山駅で乗り換えた電車がJR四国のラッピング電車!
ニュースで見た時は、「なんでもラッピングすればいいってもんじゃないよ」と思っていたのに実物見るとテンションが上がってくる。
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駅でレンタカーを借りて、いざ坂本龍馬記念館へ。
高知で龍馬関係の場所を回るには、やはり車が便利。
ヴィッツクラスで24時間8,000円弱。

坂本龍馬記念館での打合せが終わり、
桂浜の龍馬に挨拶を・・・と思ったら、「龍馬に大接近」をまだやっていた!
ニュースでは知っていたけど、もう終わってると諦めていたのでめちゃくちゃうれしい!

さっそく、100円を払ってやぐらに登っていく。
やぐらといっても、工事用の足場だと思った方がいい。

そしていよいよ、龍馬に会えた。
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龍馬と同じ高さに立って、なんだか本当に会話できるような気がした。
毎回来るたびに同じことを伝える。(もちろん内緒w)


ちなみに、龍馬の目線から見た太平洋はこんな感じだ。
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帰りに、龍馬誕生の地(上町)によってみると、誕生日の飾り付けがされていた。
誕生祭については、龍馬街道特別特派員のerikaから近々レポートが上がるのでそちらを参考にされたい。
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そしていよいよ、
今回の高知入りのメインイベント。
「坂本龍馬ナイト!in高知炭炭(たんたん)」。
この炭炭については、以前にも一度来たことがある。
坂本龍馬さん(実名)と高知で飲んだ時、そう西岡燃料さんのガレージで
不定期に開かれる、備長炭七輪焼きの店だ。

この日集まったのは、
約20名。福岡の龍馬ナイトもそうだったが、こちらもメンバーが多彩。
国家公務員、県職員、フリーアナウンサー、フリーター、大学生、SE、郵便局員、宮司、財団職員、商店街事務局長、労務士、会社社長、漫画家、ディレクター、広告関係者などなど。うるめ、丸天、さんま、もやし、ウインナーなどお酒を片手につつきながら、自己紹介からめちゃくちゃ盛り上がる。
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龍馬が繋いでくれた人脈だ。
この繋がりがどんどん広がって行くのが楽しみだ~♪

漫画家と書いていたのは実は、
高知新聞で、きんこん土佐日記という四コマ漫画を描いている村岡マサヒロさん。
前回、東京の個展にお邪魔した時に龍馬の絵を書いてもらった繋がりで
今回、忙しい中駆けつけてくれたのだ。

村岡先生に、さっそくおねだり。
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最高です。そして、村岡さん酔ってます(笑)!!
イラストの中にも書いてありますが、11月23日、正午、および3時から
高知市帯屋町1丁目の金高堂書店本店にて
「きんこん土佐日記第5巻」の先行発売&サイン会が開かれるそうです。
正午より、先着200名に整理券が配られるそうです。


明日は月曜で仕事というのに、一次会で終わるという考えは毛頭ないようで
そのまま二次会へ。


二次会は、高知市内追手筋の「海鮮居酒屋 龍馬屋」。
ここの大将のトークと歌は、最高。
そして、ここで食べた、にぎりは本当においしかった。
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なんでも、この龍馬屋。
現在TBSドラマ「仁-JIN-」で龍馬役を演じている内野聖陽(うちのまさあき)さんも
ここで、土佐弁を勉強して帰ったそう。つまり、大将は内野さんの先生というわけ。
ここでも、たまたま東京から来ていた、2名も巻き込んで
飲み会は、朝方まで続いたのでありました。

高知の夜。誕生日&命日に龍馬がつないでくれた人脈。
この輪がどんどん広がって、高知が、長崎が、日本中が元気になってほしいです!

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02最近、龍馬街道の取材や記事を書いている関係上、毎日龍馬漬け。

日頃、龍馬街道の企画で、
「女子の女子による女子のための検定企画 龍馬検定合格への道」というのをやっているんですが、
女子代表iさんの「この人偉そうなこと言ってるけど、どんだけ龍馬のこと知っとるん!?」という厳しい視線を打破すべく(こっそりww)龍馬検定受けてみました!!

たくさんある坂本龍馬の検定

龍馬に関する検定は、実は色々あります。
ちょっと調べただけでも下記のとおり。

坂本龍馬記念館プレゼンツ 坂本龍馬検定!

坂本龍馬 幕末歴史検定 公式サイト - 日販の検定ポータル

坂本龍馬検定 - Yahoo!みんなの検定

龍馬検定・神戸編|学習天国ぽすと

坂本龍馬検定 - けんてーごっこ

ちなみに、チャットモンチーの高橋久美子さんも受けた、霊山博物館の坂本龍馬検定は現在受付をやめている。

このなかで、どれを受けるか迷ったが、
ここはやはり、龍馬ファンの総本山「高知県立坂本龍馬記念館」の坂本龍馬検定を受けなきゃでしょ?
というわけで、ひそかに受けてみましたのです。


坂本龍馬記念館の龍馬検定とは

01「これから日本を支えていく若者達に、より龍馬のことを知ってほしい」。
との思いで始められたこの検定。
なにより驚きなのはその合格率の低さ!

記念館のホームページを見ると・・・








■坂本龍馬検定受験データ(平成20年4月1日~平成21年1月31日)

初級編(平成20年4月14日スタート 25問 1問4点 80点以上合格)
受験者数 26,100人 合格者数 12,493人(合格率47.8%)

中級編(平成20年8月11日スタート 50問 1問2点 80点以上合格)
受験者数 155人 合格者数 39人(合格率25%)

上級編(平成20年11月15日~1月15日・第1回目終了 50問 1問2点 90点以上合格)
受験者数 79人 合格者数 2人(合格率2.5%) 最高点 92点

おいおい。中級編25%って・・・
しかし、龍馬街道の記事的に、ここは中級じゃないと話にならんということで
はい。有無を言わさず、中級編を受けるヨシトミなのでした。



受験料の支払いは、インターネットで超簡単

坂本龍馬記念館プレゼンツ坂本龍馬検定は、3段階。
初級、中級、上級と自分の力に合わせて受験できる。

今回は、中級なので、受験料が1000円必要。
インターネットで簡単に支払える。



いよいよスタート!

ネタばれになるので、ここではどんな問題が出るかは言えないが、
正直かなり手強いと思ってもらっていい。「そんなこと、普通知らんやろ!」と突っ込みながら、
本を見たり、ネットを調べたりしながらやってると時間がとられる!
50問で制限時間50分というのは、ほとんどのことを即答する勢いでないと、
調べ物に回す時間がないのだ!

流石は、総本山。甘く見ていたことを後悔・・・。
最後の方は、かすかな記憶を頼りに、ボタンを押し進めていく。
10問目を過ぎたあたりから、これ50問続いたら絶対受からんわと思い始めてくる。

20問を過ぎたところであと15分!
のこり30問を15分。
1問あたり30秒!?
などと考えながら、
比較的知っている質問が続きだいぶ助かった。









気になる、その結果は・・・・・・

04
ジャジャーッン!!
やりました!合格です(涙)


こんなにハラハラ・ドキドキ、しかも50分も。
こういう経験は、学生の時以来でした。
そして同時に、上級編は、全く太刀打ちできないだろうと確信しました。
でも、どうにか面子は立てそうで一安心。ほっ。

合格認定書!

その3日後。届いちゃいましたよ!
合格認定書!!そして、貴重な副賞たち。

ともあれ、これをご覧ください。
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同梱物は
●合格認定証
●龍馬ポストカードとボールペンのセット
●龍馬書簡集

1,000円の検定で、合格認定証とこれだけ副賞がついてくるなんて
お得すぎ!p1040312

しかも、合格者は坂本龍馬記念館にある掲示板に名前が貼り出されるサービスまで。
龍馬ファン垂涎の検定なのでした。

世の中資格、資格とうるさいけど、
履歴書に「坂本龍馬検定上級合格」とか書いてあったほうが、
よっぽど目立つし採用担当も絶対突っ込みたくなるとおもうんだけどなぁ(笑)

まとめ

坂本龍馬記念館プレゼンツ 坂本龍馬検定!(中級編)

受験料:有料(毎回1050円)・何度でも挑戦可
制限時間:50分
問題は50問
合格点:80点以上が合格です

【合格者への特典】
認定証とボールペンセットの進呈
副賞として以下の4種類の賞品の中から
1つ選択できます
龍馬書簡集
コップ大(龍馬プリント)
コップ小(お龍プリント)
ストラップと子供用読本(坂本龍馬を知っちゅう?)

ちなみに「上級編」に合格すると・・・



【90点以上の合格者への特典】
合格認定証と龍馬銅像原型オリジナルポストカードセットの進呈
高知県立坂本龍馬記念館生涯無料
坂本龍馬知識普及大使(SK大使)の称号
副賞(記念館発行 『ほいたら待ちゆうき 龍馬』)

【100点の方への特典】
上記90点以上の合格者の特典すべて含む
高知県への研修旅行ご招待(2泊3日)
高知県の方は、京都への研修旅行ご招待(2泊3日)
※愛媛県、徳島県、香川県の方も希望者は京都への変更可
日本国外の方は、日本国内から高知県への研修旅行をご招待(2泊3日)


なんですって。生涯無料で称号がもらえて、高知へ研修旅行って・・・
よし!次は上級編だ!(そんなこと言って大丈夫か??)




以上、坂本龍馬記念館プレゼンツ坂本龍馬検定(中級)の受験レポートでした!!

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龍馬の万人に与える魅力への驚き。
それがずっと続いているんです。


この広い太平洋に導かれて。

p1020096私が館長に就いて5年目になりますが、
実は、それほど龍馬に強い関心を抱いていたわけではなかったんです。
大学生の頃には「竜馬がゆく」も読んではいましたし、
土佐の生まれですから、
龍馬のことはいくらか知っている程度でした。

勤めていた新聞社を退職後、新彊(しんきょう)ウイグル地区の
新彊大学に2年留学、
その後帰国した折に「館長をやってみないか」と
お話をいただいたのですが、
この龍馬記念館の太平洋を眺める部屋を見た時に、
私が好きで年に数回訪れているタクラマカン砂漠に
そっくりだと感じました。

「この太平洋の広さはシルクロードと同じだ。
砂漠は土色、海はブルー。あぁ、色が違うだけだなぁ」と。

この景色をゆっくり眺めながら、
「よし、龍馬の勉強を始めよう。ゆっくりやろう!」と
館長の任を引き受けることを決意したんです。


来館者の熱意に、龍馬の魅力を教えられた。

p1020102ところが、季節は夏。ちょうどお盆の時期も重なり、
連日3,000人以上もの来館者があったんです。
いちばん驚いたのが、若い人がとにかく多かったこと。
中には、茶色の髪にタンクトップに草履姿と、
まるでそのまま海辺からやってきたような恰好の若者や
カップルもいましたけど、なんというかなぁ、みんな、素朴なんですね。
5メートルもあるような龍馬の手紙を、熱心に、食い入るように読んでいるんです。

その真剣さ、熱意に負けました。
「これはただごとじゃないぞ」
「ゆっくりしていられない!何かしなければ!」と、
この熱意に応えるべきだと感じました。

今も日常的に龍馬の手紙に目を通したり勉強を続けていますが、
知識・情報は後から入るけど、まず最初に興味を持ったのは若者の熱意ですね。
なぜ龍馬にはこれだけの人を惹きつける力があるか。

館の学芸員から龍馬の魅力を語られて、というわけではないんです。
今では龍馬について、かなり詳しいですよ(笑)
ここを訪れてくれる人の熱意、情熱といったものに
龍馬の魅力を教えられたという感じでしょうか。

歴史上の人物で、いまどきここまで愛される人も珍しいんじゃないか。
きっと自分が知らない魅力があるはず。そう思いました。


ひとりひとり、それぞれの龍馬がある。

p1020106この記念館には、龍馬の手紙・資料がたくさんありますが、
それらと向き合う来館者の顔を見ていると、
みんなそれぞれの龍馬を思い描いているんだなぁと感じます。

みんなが来て、龍馬と話をして、
話すだけじゃなく、あらためて勇気をもらったり、
何かを決断したりして帰路につく。
電話のような個人回線で話しているような魅力があるんでしょうね。
その、万人に与える魅力みたいなものを感じて、
ますます龍馬のファンになったというか、その凄さに驚いています。
それがずっと続いているんです。

龍馬を愛する人たちの熱意にどう応えるべきかを考え続けて、
企画展をうったり、改装したりしています。

いまの世の中、政治、経済、社会が不安定で混沌としています。
若い人に「しっかりしろ!」などという人もいますが、
ここにきて、龍馬の手紙を真剣に読んでいる若者はしっかりしていますよ。

それをみて、こちらが元気をもらっているのですから。
なんかやってくれそうな気がする、そう感じるんですね。
だからこそ、その人らに応えるべきだと、
そう言う人の情熱がつくりあげる場所、
龍馬に思いを寄せている人達がつくっている場所が、この龍馬記念館。
そう思っていただけると本当にうれしいですね。
龍馬街道の成長も、楽しみにしています。


平成二十一年 七月
高知県立坂本龍馬記念館 館長 森 健志郎

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