今、長崎で最もホットな施設と言えば、
2010年1月2日にオープンした、「長崎まちなか龍馬館」。
商店街と長崎市が協力し立ち上げたこの施設。
それがなぜこんなタイトルなのか。それは、私が長崎も高知も大好きだからだ。だからこそ、頑張ってほしい!
愛を込めて、早速レポートいたします!
コンセプトは、
「長崎龍馬の道のインデックス(索引)的な役割を果たすまち歩き観光のための情報センター」。
つまり、長崎さるくの観光ステーション+長崎と龍馬の魅力紹介+お土産コーナーの複合施設だ。
▲1月2日、地元商店街と長崎市の肝入りでスタートした「長崎まちなか龍馬館」。ベスト電器と同化して見えるのが惜しい。
▲浜の町アーケード。龍馬館と、福山さんの広告でジャック済み。テンションが上がる!
▲福山さんの稲佐山ライブの署名活動や、長崎駅前のおかえりなさい福山さんメッセージボードを実施した、長崎青年協会がここでもメッセージボードを実施していた。長崎はこういう市民参加型のプロモーションがうまい!
▲さるくステーションとも合体した、エントランス部分。カッコえい。
▲広々とした、売店エリア。面白いもの、超本物志向のものなど、たくさんのお土産がならぶ。他のお土産屋に比べセレクトのセンスが良い。これは迷いそうww
▲インフォメーションのモニタは、当然「レグザ」(笑)
さて、ここからが地下1Fの有料ゾーン。
料金は大人300円。
どんな展示があるのか楽しみだ。
▲出島ムービーサイト。出島を意識した?扇形のスクリーンに、
「長崎龍馬の道」のコンセプトムービーが流れる。
しかし、このムービーをみて龍馬館とは言え、長崎の「まち」情報を扱う施設であることに気付かされる。
▲「龍馬ゆかりのひと・こと・もの」コーナー。龍馬や、長崎龍馬の道にゆかりのある人物や品々をタペストリーで紹介している。長崎の特産品は、要らない気がする。だって龍馬館なのに。タペストリーを吊り下げて空間を埋めた感が残念。デザインはカッコいい。
▲順路最後のエスカレーターで地上に上がるところにある「長崎龍馬の道」の全景。最初にこれを見ないと、観光客はコンセプトが理解できない!!
エスカレーター2基ともが上りに使われていたので本来は、最初に見るのかな?(でもそうなると出島ムービーがあとに・・・)残念な設計だ。
残念と言えば、長崎まちなか龍馬館のホームページ。パンフレットをそのままスキャンしたような画像1枚とPDFダウンロード。これは、ない。
という具合に、現段階では
デザインはカッコよく立地も良い。しかしポテンシャルに比べ、魅力に欠ける。
(もちろん他にも見るべきコーナーはたくさんあるが)少し物足りない感が否めないのは事実。
本当に、龍馬ファンや観光客を満足させるために、一層のバージョンアップが期待される。
ただ、100%に近づけることを優先し行動が遅くなることは龍馬の考え方ではないと思う。
そういう意味で、「長崎まちなか龍馬館」のこれからに期待!!
アクセス
長崎まちなか龍馬館期間:2010年1月2日~2011年2月28日
会館時間:10:00~20:00
休館日:期間中無休
入館料(地下一階):一般300円、高校生200円、小・中学生150円(15名以上の団体は2割引)
Webサイト:www.nagasaki-ryoma.jp
住所:〒850-0853 長崎県長崎市浜町3-18パトリエ21ビルB1F-1F
電話番号:095-821-2112
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長崎龍馬館。
まだ行った事がありません。
情報センター的役割とさるくの出発地としての役割も担う施設なんですね。
情報発信地だけでいいのでしょうか。
パンフレットはカッコよさがあります。
でもそれだけでした。中身がありません。
HPも同じですね。
それは同感ですね。
期待していただけに残念です。
敢えてそこまで行くほどの価値・パワーを有しているとは、この記事からは読み取れませんでした。
人の動きがアーケード街から変わってしまった現状にあって、立地はどうなんでしょうか疑問です。
一時のブームだけに終わってしまわないことを祈るばかりです。
すみません厳しいコメントになってしまいました。
>やまとたけるさん
はじめまして。
お返事遅くなってすみません。
長崎まちなか龍馬館を悪く書くつもりは無かったのですが、
龍馬ファンとして今後の期待を込めて、取材レポート致しました。
すでにご存知かもしれませんが、
長崎は、商店街などが全長数キロにわたる道を「長崎龍馬の道」と名付け
今年の1月2日に1万人で乾杯をするというイベントを行いました。
関係者の方々に聞いた話では、龍馬伝のおかげで
地域の人がすごくまとまったそうです。
立地についても、
賛否両論あるようです。そして、よくある話ですがいろいろなしがらみも。
観光都市長崎。そして、龍馬活躍の拠点長崎。
だからこそ、今後の日本の観光のお手本になるような
アイデアと取り組みで頑張ってほしいです。
私も、やまとたけるさんの意見を読みながら身が引き締まる思いです。
一時のブームにならぬよう、頑張ろうと思いました。
長崎も、そして龍馬街道も
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。